印鑑としての優れた性能

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変わった印鑑を発見してしまいました。
それは竹の根で作られた印鑑です。
印材でよく使われる柘植のような木材を使った印鑑の場合は、ストレートな円筒タイプのものが多いのですが、竹の根の印鑑の場合、見た目はほとんど竹のまんまです。
少し曲がったり、節が大きかったり、小さかったり、自然そのもののようにひとつひとつが、色々な味わい深い形をしています。
竹ですから、印面がゆがんだり、傾いたりしないのかと心配になりますが、実はこれが竹根印の一番の持ち味だというのです。

なぜなら、この竹の形の妙ちくりんさがとても可愛らしいのです。
(今、妙ちくりんと書いたら、妙竹林と変換されましたが、竹根印のかわいらしさはこの言葉がぴったりですね)
例えば、竹の形によって、その印面がだるまみたいに見えたり、狐や狸の顔のように見えたり、桜の花びらの形に見えたりと、その切り口が多種多様で、本当に見ていて飽きません。
また、持ち手のとことの竹根の部分も、土から出てきた竹がまっすぐなのに対し、土壌で伸びていく根の部分は、驚くほどねじねじとねじれていたり、ぐにゃっと曲がっていたり、虫が食うわ、丸まるわで、驚くほど躍動感豊かな形をしているのです。

なんでも、竹根に関しては、まっすぐなものではなく、そのような奇妙な形、奇妙な切り口をしていればいるほど、珍重されているのです。
印鑑の実用性というよりは、芸術性を重く評価されるのが、竹根印といえそうです。
もちろん変わった、奇妙な格好はしていますが、印鑑としての性能も優れています。
竹は非常に丈夫で硬い性質があり、また手の脂がよくなじむ性質があり、使えば使うほどにつやが増すのだそうです。
まさに自分の分身のように、使い込むほどに手になじむ、貴重な一本となってくれる印鑑だといえると思います。

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